あなたはあなた

わたしは変りものなのかもしれない。

疎外感として嫌われている、という受け止め方だったティーンエイジャーのときも

どこかザラッとした違いを感じながら過ごしてた大学時代も

おまえはどこにいってもおまえなんだよ、組織に染まらない    と新卒からいままで10年以上過ごした会社の同僚のことばも

 

結局は、わたしはどこにいっても浮いている、ということば以外の何物でもない。

わたしは、誰かといてもそこがムラ社会を形成しようとしてることを敏感に察知すると、少しずつ小さなうんざりが芽生えて

ちょっとずつ距離を取ろうとし始める。

 

それは、わたしが内向的だからなんだろうな。

 

ムラにどっぷり染まることのできない生きづらさはわたしを生涯形作る気がする。

それでもわたしはわたしだから、このまま、自分が心地よいように生きるしかないんだけどね。

たぶん、わたしのこれまでのさまざまな人見知りは、ここからきてたんだろうなあ。