メイクの魔法

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女性も、男性も自分のみためが気に入らないと、自己嫌悪になるのではないだろうか。

仕事が忙しくなると、運動ができなくなる。疲れのあまりに睡眠時間を優先したり、時間をお金で買う、つまりタクシーに乗る。

 

そんなことしてると、心と身体がジリジリとやられてくる。

 

ふだん、まともに化粧をしないのだけど、太った自分も嫌いだし、スーツもおかげでまともにきれないし、といやいやづくめだった。

そこで、化粧品を買ってみた。

 

いろいろ買い込んだが、一番のチャレンジはCHANELの口紅である。しかも、赤!

これまでカラーはディオールにしてた。理由はない。

 

普段から三白眼にコンプレックスがあったから、カラコンの縁周りのあるものは入れていた。そこに、エクステンションつけて、せいぜいファンデーションくらい。

 

すべてが時間短縮のためだった。

でも、やっぱりメークするとちょっとテンションあがる。高級化粧品のもつ不思議な魔法があるのだ。

 

チークと口紅とアイシャドー、しめて12000円。百均で買える時代だ。何やってんだ、というところもあるけど、わたしは効能よりもまだまだブランドを買っている未熟者。でもいいのだ、次はスーツを買う。

細身のスーツが身体を細く見せて、また細くする法則を知ってるから。